国立音楽大学附属高等学校・音楽科

高大接続プログラム

国立音楽大学で大学の授業を体験する「国立音楽大学 集中講座」の他、3年次に一定の条件をクリアした生徒が国立音楽大学で大学生と一緒に授業を履修する「特別聴講生制度」を実施しています。

国立音楽大学 集中講座

2021年から附属高校生向けの体験授業を大学にて実施しています。
夏休みや期間休業日(9月末)に行っています。

2023年度実施講座

●ミュージカル特別講座 ●ピアノ体験レッスン ●伴奏体験レッスン ●室内楽レッスン ●ジャズ講座 
●音楽教育講座 ●音楽療法講座 ●音楽情報講座 ●幼児教育講座 ●コンピュータ音楽講座

特別聴講学生制度

一定の条件をクリアした高校3年生は、「特別聴講生」として大学生と一緒に授業を受けることができます。
履修した単位は、国立音楽大学入学後には既習得単位となります。

国立音楽大学 音楽文化教育学科 音楽教育専修 1年
M.K.さん

高大連携の聴講生として、高校3年生の時に国立音楽大学で「楽曲分析」と「コンピュータ音楽概論」の授業を受けました。「楽曲分析」の授業では、オーケストラの楽曲やフランス近代の楽曲など高校ではあまり扱われない楽曲を分析し、より多くの曲を深く知ることができました。「コンピュータ音楽概論」は、あまり知らなかった分野でしたが、具体音楽や電子音楽を実際に聴いて分析したり、さまざまな図形楽譜を見て作ったりAIと音楽との関係性について考えたことで、それまで遠い存在だった「コンピュータ音楽」が身近に感じるようになりました。
高校生のうちに大学の授業を受けたことで入学後に「大学はどんな授業だろう」と不安になることなく、安心して授業を受けることができました。また、同じ授業を受けていた人の中に音楽教育専修の先輩がいたことや、大学の先生を一人でも多く知ることができたおかげで、入学時の不安が軽減されました。