国立音楽大学附属中学校

音中の特徴

1949年に創立した国立音楽大学附属中学校は「音中」と呼ばれ、「自由・自主・自律」の教育理念のもと、音楽を礎として豊かな感性と知性を育みながら、自己と他者との調和を目指した教育活動を行っています。
本校は「アンサンブルのくにたち」という評価をいただいておりますが、アンサンブルにおいて必要とされる協調性、コミュニケーション力、課題解決力などを培い、社会人として自立し、社会に貢献できる人材育成を目指しています。

入学後もコース変更や主楽器変更が可能

本校では、コースや主楽器変更の制度があります。
生徒一人ひとりの可能性を発見し、進路変更も選択のひとつとして尊重し、その機会を設けています。

留学制度

本校では2018年度より、異文化体験やコミュニケーションスキルアップを目的とした希望者対象の海外研修を実施しています。
2018年度はニュージーランド、2019年度はカナダへの短期研修を行いました。参加者は言葉の障壁を感じたり、文化の違いに戸惑いながらも、現地の人々の温かさに触れ、普段の学校の授業とは違うアクティビティを体験し、帰国後に笑顔で楽しかった思い出を語ってくれました。
2021年度は夏休みに、国内の留学生と校内で対面による短期文化交流を行いました。
今後もより充実した海外研修プログラムを提供していきます。
間違えを恐れないことの大切さ 
Y.Kさん
中央大学 文学部 人文社会学科
私は中学生の時に経験した留学をきっかけに海外の方と交流する事に興味を持つようになりました。高校生の時に参加したカナダ研修では、自分の英語力でコミュニケーションをとることができるのか不安もありましたが、ホストファミリーや現地の先生やバディーのみなさんがとてもフレンドリーで優しく接してくださり、出発前の不安を全く感じることなく英語を使って楽しく過ごせました。また、ホームステイやアクティビティーを通して自分のことや日本のことを伝える難しさ、間違いを恐れず英語を話してみる大切さを知ることができました。この研修が異文化交流の楽しさを改めて実感するきっかけとなり、今でも心に強く残っている貴重な経験です。

NOLTYスコラ手帳

「PDCA(計画→実行→評価→改善)」サイクルを効率よく回していくために、NOLTYスコラ手帳を使用しています。
課題や学習状況を記入し、目標・時間・思考を可視化することができます。
振り返りや対策を考えるツールとしても使っています。
教員も学習状況を把握できるので、生徒は適切なアドバイスを受けることができます。