国立音楽大学附属中学校

音中の特徴

1949年に創立した国立音楽大学附属中学校は「音中」と呼ばれ、「自由・自主・自律」の教育理念のもと、音楽を礎として豊かな感性と知性を育みながら、自己と他者との調和を目指した教育活動を行っています。
本校は「アンサンブルのくにたち」という評価をいただいておりますが、アンサンブルにおいて必要とされる協調性、コミュニケーション力、課題解決力などを培い、社会人として自立し、社会に貢献できる人材育成を目指しています。

入学後もコース変更や主楽器変更が可能

本校では、コースや主楽器変更の制度があります。
生徒一人ひとりの可能性を発見し、進路変更も選択のひとつとして尊重し、その機会を設けています。

海外研修・留学

本校では海外研修として希望者を対象に、夏期カナダ短期研修、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、カナダへのターム留学(3か月留学)を実施しています。夏期カナダ短期研修では、英語の授業や様々なアクティビティ等を通じて、現地のバディと楽しみながら交流できるプログラムとなっています。一方、ターム留学は異文化交流や英語力の向上を目的とし、ホームステイをしながら現地校に通うプログラムです。英語で数学や科学などの授業を受け、現地の生活を体験しながら、英語力を向上させるだけでなく、その国の文化や考え方の違いなどを学びます。この留学を通して生徒たちには異文化理解や課題解決力など、グローバル人材になるための素養を身につけてほしいと考えています。
英語を勉強していく考え方のきっかけに 
J.Hさん
附属中学校 演奏・創作コース 3年ピアノ専攻
私は夏期カナダ短期研修に参加し、そこでたくさんの多民族・多文化社会に触れる経験ができました。ホームステイでは異文化の家族と一緒に生活し、交流することによって自分自身をどう表現すれば相手に伝わるのかを現地で一生懸命に考えました。今思い返すと、今後の英語を勉強していく考え方のきっかけになったと思います。現地校ではさまざまなアクティビティーを楽しみ、それらを通じて友人と交流を深めることができ、大切な思い出となっています。また、英語やマナー、相手に対する配慮などをたくさん学ぶことができ、かけがえのない貴重な体験をすることができました。

NOLTYスコラ手帳

「PDCA(計画→実行→評価→改善)」サイクルを効率よく回していくために、NOLTYスコラ手帳を使用しています。
課題や学習状況を記入し、目標・時間・思考を可視化することができます。
振り返りや対策を考えるツールとしても使っています。
教員も学習状況を把握できるので、生徒は適切なアドバイスを受けることができます。