国立音楽大学附属高等学校・普通科
進路指導
生徒・保護者と担任と進路指導教諭による
三位一体の進路指導で実現した高い現役合格率


進路ガイダンス
①大学相談会
2019年度は、国立音楽大学をはじめ、東京外国語大学、東京学芸大学、都留文科大学、東京薬科大学、日本女子大学、成蹊大学、成城大学、専修大学、駒澤大学、武蔵大学、横浜薬科大学、東京工科大学、明星大学、東京医療保健大学、神田外語大学、淑徳大学、女子美術大学の先生方にお越しいただき、それぞれの大学の説明をしていただきました。
②大学模擬授業
2019年度は国立音楽大学、拓殖大学、文教大学、駿河台大学、白梅学園大学・白梅学園短期大学、東京医療保健大学、埼玉医科大学 保健医療学部、神奈川工科大学の先生方に本校にお越しいただき、模擬授業をしていただきました。
③AO・推薦面接ガイダンス
面接の方法について、レクチャーがあり、各自の入試方法・志望学部などに合ったアドヴァイスをしてもらいます。
進路面談
充実した高校生活を送るためには、勉強の目標や自分の進路希望を明確にしていくことが重要です。年度初めや次年度の選択履修科目を決める11月など年間複数回の生徒面談があり、学年協議会(保護者会)や夏休みには保護者面談も実施しています。
大学見学会
直接大学を訪問して、話を聞いたり、研究室等を見学させていただくなどして大学に対するイメージを明確にさせます。
※2019年度
中央大学、成蹊大学、横浜薬科大学、国立音楽大学
進路講演会
進路が決定した3年生や卒業生に、勉強方法や、入試に向けての考え方、進路の決め方、志望校の決定方法などを話してもらいます。生徒の志望大学に在学生がいる場合は、その大学生から、1対1で話を聞くこともあります。
講演会
キャリア教育の一環として、各業界で活躍している方々をお招きして、それぞれの仕事についてお話をしていただきます。
※2019年度の講演
卒業生によるキャリア講演会を本校スタジオにて実施しました。5/31にはアメリカを拠点に活動している音楽家、7/19にはイタリアでヴァイオリン制作を勉強中の大学生の講演を行いました。
普通科の進学実績
毎年、国公立・慶應・早稲田・上智大学に複数合格しています。近年はGMARCHの合格者数が増加しています。
また歯学部や薬学部・看護学部への合格者数も着実に増えています。
4年制・6年制大学合格実績
(過去3カ年)
- 東京外国語大学
- 東京学芸大学
- 千葉大学
- 東京都立大学
- 慶應義塾大学
- 上智大学
- 東京理科大学
- 明治大学
- 青山学院大学
- 立教大学
- 中央大学
- 法政大学
- 学習院大学
- 津田塾大学
- 東京女子大学
- 日本女子大学
- 成蹊大学
- 成城大学
- 武蔵大学
- 明治学院大学
- 日本大学
- 東洋大学
- 駒澤大学
- 専修大学
- 東京女子医科大学
- 東京薬科大学
- 杏林大学
- 日本赤十字看護大学
- 東京農業大学
- 横浜薬科大学
- 帝京平成大学
- 東京医療保健大学
- 東京都市大学
- 工学院大学
- 東京工科大学
- 関西学院大学
- 金沢工業大学
- 多摩美術大学
- 国立音楽大学
- ほか
指定校推薦
中央大学 | 武蔵野大学 |
成蹊大学 | 横浜薬科大学 |
成城大学 | 東京電機大学 |
武蔵大学 | 女子栄養大学 |
東洋大学 | フェリス女学院大学 |
獨協大学 | 大妻女子大学 |
玉川大学 |
など約80校300学科
国立音楽大学への内部推薦制度
普通科から内部推薦可能な学科
演奏・創作学科 | ||
コンピュータ音楽専修 | ||
音楽文化教育学科 音楽文化教育専攻 | ||
音楽教育専修 | 音楽療法専修 | 音楽情報専修 |
音楽文化教育学科 | ||
幼児音楽教育専攻 |
卒業後は、音楽教諭や幼児教育、音楽関連企業など様々な分野で活躍しています。
卒業生の声
先生方の丁寧な指導と暖かい言葉は、受験期間の心の支えになりました。
中央大学 総合政策学部
国際政策文化学科
Aさん(2021年卒)
国音では「自由・自主・自律」を尊重し、一人ひとりが責任を自覚して行動する力が求められます。私は学校生活を通じて自分の選択が私を形作っていることを実感しました。そして、何ができるか考え続けることの大切さを知りました。国音の良い所は、少人数で先生との距離が近いことです。自律学習の時間に疑問があれば、すぐに先生方に聞くことができ、先生方は時間を割いて丁寧に教えてくださいます。英検やTEAPのような試験の前には、スピーキングやライティングの対策のために何度も練習をしてくださり、良い結果を得ることができました。そして、どの先生方も大学受験について親身になって相談に乗ってくださり、受験直前まで試験対策に取り組んで くださいました。また、先生方がかけてくださった温かい言葉は受験期間の心の支えとなりました。国音の先生方がいらっしゃったからこそ、私は塾に通うことなく希望の大学に合格することができました。大学では国音で学んだことを胸に、今の自分にできることを追求し続けたいです。国音は「人とのつながりの中で自分を高めることができる学校」だと思います。
音楽を通して広がる自由な環境で、将来について考えることができました。
東京薬科大学 薬学部
Tさん(2021年卒)
国立音楽大学附属高校普通科では、音楽に触れることができる機会がたくさんあります。だからと言って必ずしも楽器が弾けたり、楽譜が読めたりする必要はなく、自分のやりたいことを見つけることができる環境がここにはあると私は思います。 私も国音に入学する前は「音楽に少し興味がある」といった程度で、楽器が弾けるわけではありませんでした。しかし、友達と音楽の趣味を共有したり、実際に学校の楽器を借りて少し演奏してみたりして、自分の音楽の幅が広がったような気がします。また、少人数なこともあり授業担当の先生との距離も近く、様々な分野の先生からいろいろなお話を聞くことができ、自分の将来について考える良いきっかけになりました。そして勉強面においても、あまり勉強が得意ではなかった私にも先生方は親身になって相談に乗ってくださり、時には少人数なことを活かして一人ひとりに合わせた授業を行ってくださることもありました。私は将来、音楽の道に進むわけではありませんが、ここで音楽と一緒に高校生活を送ったことはとても良い経験になりました。
普通科卒業生として音楽医療のパイオニアを目指す。
慶應義塾大学 看護医療学部
Nさん(2020年卒)
国立音楽大学附属高校において、音楽科ではなく普通科を卒業することの強みは、音楽の可能性を広げる職業を目指せることだと思います。私は幼少期から医療職を志望していましたが、合唱部に所属し認知症の方々との演奏交流や、欧州への海外演奏旅行を経験したことにより、医療の現場で音楽を治療的に用いる方法を考えるようになりました。現在は日本音楽医療研究会に入会し、大学では各種疾患における音楽機能と臨床症状及び脳機能の関連性について研究する予定です。
また、新しいことに取り組む面白さに気づくことが出来たのもKUNIONです。私は、東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、参加国の国歌を演奏する企画の代表を務めていました。大使館と連絡を取ったり、国歌を編曲したりする中で、様々な問題に直面しましたが、一から何かを始めそれをやり抜こうと努力したことは、私を成長させる大きな経験となりました。
これを読む受験生の皆さんが、是非とも本校普通科に入学し、様々なことに挑戦して 素敵な夢を発見することを祈っています。
自由だからこそ。
学習院大学 文学部 日本語日本文学科
Hさん(2020年卒)
普通科ではどんな学校生活を送るか、どんな進路を選ぶかは自分次第で自由に選択でき、自ら動く力が身に付きました。私は入学当初、国立音大への内部進学と一般大学の受験という2つの進路を視野に入れており、どちらを選んでも実現できるよう、総合進学コースでの勉強と、ソルフェージュなどの音楽の授業やレッスンを両立し、準備していました。このように多様な進路を見据えて勉強し、選択できる点は普通科ならではだと思います。2年生で一般大学の受験を決めてからも自分で勉強を続け、3年間塾に通うことなく志望校に合格することができました。
その期間、先生方にはたくさん支えていただきました。私が悩んだときには時間の許す限り、親身になって相談に乗ってくださり、参考書を貸してくださったりもしました。そうした個別の対応は、少人数でこぢんまりとした学校だからこそできることで、先生方にはとても感謝しています。また、オーケストラ部に入部してチェロを始め、練習を重ねた成果を芸術祭などで発揮できたことが思い出に残っています。
国音の魅力。
東京学芸大学 教育学部 初等教育教員養成課程
理科専修
Kさん(2020年卒)
KUNIONには生徒主体で行われる行事が多くあります。私は生徒会役員として、仲間と協力しながら準備から当日の運営までを行いました。細かい仕事が続き根気が要る部分も多くありましたが、それらを通して先のことまで見通して企画する力が身につきました。また普通科は少人数制であるため、先生との距離が近いのも魅力の一つです。選択授業では5〜6人で授業を受ける場合もあり、より丁寧な指導を受けることができます。
さらに、KUNIONの魅力の1つは自由なところだと思います。私は空き時間を有効に使い、自分のペースで勉強を進めることができました。国立大学の後期日程対策のための面接練習では、先生方に的確なアドヴァイスをいただき、試験に活かすことができました。模試などで思うような結果がでなかった時には、先生方の温かい応援と同じ目標を持った仲間が支えになりました。KUNIONは、大学受験を友達と協力しながら乗り越えられる学校だと思います。
身体中の細胞 フル動員で。
東京都立大学 都市環境学部
地理環境学科
Tさん(2020年卒)
KUNIONの特色は何と言っても「少人数」であることです。それは、友人と強固な関係が築きやすいということだけでなく先生との距離が近いということです。その為授業中の質問はもちろん、授業時間外でも生徒が自主的に質問に行ける環境が整っています。僕は高校3年間を特進コースで過ごしました。そこでのコーチング等を通して適切な助言を受けることで、塾に通うことなく第一志望の大学に合格できる実力をつけることができました。
また、KUNIONは生徒が主体的に行動できる学校でもあります。生徒会活動や部活動、特に芸術祭では毎年多くの有志団体が自分達のパフォーマンスを披露しています。僕も2度有志団体として出演したことがあります。元々人前に出るタイプの人間ではなかったので、とても良い経験になりました。このように、KUNIONでは勉強も学校生活も全部充実して楽しむことができると思います。
日々の勉強や受験に、前向きに取り組む大切さを教えていただきました。
中央大学 文学部 社会情報学専攻
Nさん(2020年卒)
KUNIONの普通科は少人数教育なので、先生とコミュニケーションを容易に取ることができます。授業や問題で分からないところは先生に質問をし、丁寧に教えていただいたので、得意だった科目は更に伸び、苦手な科目は克服することができました。こうした経験から、以前は勉強することが嫌いでしたが勉強が好きになり、もっと多くのことを学びたいと思い、大学受験にチャレンジしようと考えるようになりました。また勉強に取り組むきっかけをくれたのも、その大切さを気付かせてくれたのも先生でした。中学から高校へ進学する時に先生から言われた言葉で、高校からは勉強にも全力で取り組んでみようと意識が変わったのです。
普通科の学びは、私の人生の選択肢と視野を広げてくれました。勉強以外でも、学校行事が多く、芸術祭、体育祭ではクラス一丸となって取り組み、やりがいを得ることができたので、充実した高校生活を送ることができました。小学校から高校までの12年間をKUNIONで過ごしてきましたが、高校生活では自分が一番成長できたと思います。
「自由な校風」の中で部活動と勉強を両立し、充実できた3年間。
昭和女子大学 生活科学部 健康デザイン学科
Hさん(2020年卒)
KUNIONの「自由な校風」というのは学校行事や部活動にもよく表れており、基本的に生徒主体で行われます。私はダンス部に所属し、2年生の時には部長を務めました。日々の活動では、年に数回ある発表の場に向けて、披露する演目の構成などを自分たちで考えながら練習していました。当初はリーダー的な役割を担う自信がなかった私ですが、仲間と1つのものを作り上げる喜びやリーダーとしてのやりがいを感じるようになり、主体性や協調性を身につけることができました。
そして普通科は「少人数制」であることも魅力の1つです。先生と生徒の距離が近く、日頃から進路や学校生活の些細なことまで気兼ねなく相談できます。授業で分からなかったところを質問に行くと、分かるまで丁寧に教えてくださいました。また、推薦入試前には自己PR書の添削や面接の練習などを多くの先生方にご指導いただいたおかげで、入試本番に安心して臨むことができました。このように、KUNIONでの学校生活は自主的に取り組む意欲があればあるほど充実した3年間になります。
苦手意識の克服。
国立音楽大学 音楽学部
音楽文化教育学科
Eさん(2020年卒)
私が高校3年間で頑張った事は、初めてチャレンジした声楽です。中学生までは声が小さく、自分の声にコンプレックスがあり、声楽を避けてきましたが、国立音楽大学に進学しようと思い、本校のアフタースクールで声楽のレッスンを受け始めました。声楽の先生は初心者の私に分かりやすく丁寧に指導してくださり、発声法を学ぶうちに声が出るようになってきました。
声楽の先生に「高音や声量が出るようになってきたね」と言われ、今まで声にコンプレックスがあり、苦手意識のあった声楽が少しずつ好きになっていきました。レッスン開始後に普通科で行われる試演会に参加して、先生方の前で歌う機会をいただき、音大進学に向けて自信がついてきました。試演会の後には、一人ひとりに講評が渡されアドヴァイスや改善点などを的確に書いてくださり、音大の内部推薦試験の際に役立ちました。
夢だった幼児教育の道へ。
国立音楽大学 音楽学部
音楽文化教育学科
Sさん(2020年卒)
合唱部の素敵な演奏に魅了されてKUNIONに入学しました。幼い頃から幼稚園教諭になることを目標としていて、私が入学する年からアフタースクールという普通科の生徒でもピアノや声楽のレッスンを受けることが出来る制度ができたため、3年間を通じて幼児教育の道へ一歩一歩着実に進んでいくことが出来ました。
そして、国立音楽大学からボランティア要請があったり、附属幼稚園の見学実習をさせていただく機会もありました。私は「特別聴講生」という国立音大の講義を聴き、学期末に成績が良ければそれが大学の単位になる制度を利用して大学の授業を受けました。このおかげで、大学進学後のイメージも湧きやすかったです。進路について考える機会も多く、学部学科ガイダンスが行われ、様々な大学の先生方がその特徴や授業の様子などを話してくださる機会もありました。KUNIONの先生方はとても話しやすく、進路について親身になって話を聞いてくださいます。そして、のびのびと生活できるので、その人自身の個性を伸ばすことができます。また、3年間合唱部に所属し、2年生の時には部長職を全う出来た事は私にとって一生の宝物です。
先生からのアドヴァイスをもとに塾に通わずに学力を身につけました。
法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科
Tさん(2019年卒)
普通科は、1学年の人数がとても少なく、先生との距離が近いので、生徒に合った授業を受けられます。私は、先生からの「毎日問題集に取り組む」というアドヴァイスのおかげで、高校3年間塾に通わずに学力をつけることができました。私は理系学部に進むために、特に数学の勉強に力を入れました。計算する上で必要になる公式は「暗記するもの」でなく、「理解するもの」です。その理解は実際に計算を行うことで得られると思っています。これは他の教科にも通じると思うので、実践練習を怠らず、自分のものにしながら勉強に取り組んでください。また国音では普通の高校では受けられない、音楽に関する授業を受講することができます。2年次には合唱の授業があり、その成果を大学の講堂で披露しました。音楽の知識が浅い生徒でも、楽しく授業を受けていて、音楽の楽しさを学ぶ良い機会でした。
自分に合った選択授業のおかげで物事を深く考え、理解することができました。
千葉大学 理学部 物理学科
Hさん(2019年卒)
国音の特徴は自由なところだと思います。選択授業は自分の受けたいもの、受けるべきものを選ぶことができます。私は受験に必要な科目が多く、勉強のペース作りのためにも多めに科目をとりましたが、授業数を減らして自宅で集中して勉強する人や、音楽系の科目を多くとっていた人、学校外での活動に力をいれている人もいました。選択授業は少人数のものが多いため、先生が自分に合った授業をしてくれます。私はそこで物事を自分で考えることで、深く理解をすることができました。わからないところをすぐに質問することができるのもよかったと思います。私は物理や数学に興味を持ち、大学ではそれらについてより深く関わっていきたいと思っていました。先生はそうした考えを理解して、丁寧に進路などについて考えてくれました。国音は大学を目指す準備をする環境が整っている学校でもあると思います。
少人数制なので、生徒一人ひとりに合った指導をしてくださいました。
埼玉大学 教育学部 初等教育教員養成課程
小学校コース
Sさん(2018年卒)
私が思う国音の魅力は、「自由さ」と「少人数制」です。普通科は2、3年生になると、多くの選択授業の中から、文系、理系、音楽系など、自分の進路に合わせて自由に組み合わせて取ることができます。進路は十人十色である為授業は少人数制になります。その魅力は、生徒同士はもちろん、先生方との距離が近いことだと思います。先生方は常に生徒一人一人の状況を把握していて、それぞれに合った指導をしてくださいます。授業中わからなかったところを質問しに行くと、丁寧に教えてくださったり、英検の二次試験の対策をしてくださったり、進路相談をしてくださったりと、大学受験に向けて、準備を進めることができました。
塾へ行かずに受験で通用する実力を手にすることができました。
法政大学 文学部史学科
Kさん(2018年卒)
普通科は少人数のため友人との強固な関係が築きやすいです。勉強面では、さらに人数を細かくわけた選択授業があります。生徒が4~5人程しかいない授業もあり、先生との距離が近いのでわからないことはすぐに質問できる環境になっています。僕は3年生からプラスティーの講習を受講したおかげで塾へ行かずに受験で通用する実力を手にすることができました。僕は2つの部活を兼部していたため放課後は毎日部活に専念し、休日は友人と遊ぶなどして充実した日々を過ごしました。高校生活の3年間はあっという間に過ぎ去っていきます。勉強も大切ですが、自分のやりたい事、熱中できる事を見つけてぜひ楽しい3年間を送ってください。大切なのは「どこへ行くか」ではなく、「行った先で何をするか」です。
KUNION Interview

●Sさん
高校在学中の学業面での思い出は、個性豊かな先生方の面白い授業と、きめ細やかな個人指導です。地元の公立中学校に通っており、1クラス40名程度の中で講義形式の授業を受けていた私にとって、少人数で、「考えさせる授業」中心の環境はとても新しく映りました。また、わからないところを先生にお聞きした際は、生徒一人ひとりが納得するまで丁寧に教えて下さったことが印象的でした。受験期には、一人ひとり克服すべき箇所やレベルも異なりますので、個別に対応できる環境にいたことは非常にありがたかったです。特に福田先生には、推薦入試の小論文や、センター古文・漢文について何度もご指導いただきました。

●福田教諭
受験校ごとに課題の異なる小論文には、個別に対応しやすい環境が役立ちました。過去問を中心に添削を重ねるうちに、書く事への抵抗がなくなり、志望分野に関する問題意識も深まっていきました。将来の目標を明確に持ち、真剣な姿勢で取り組んだことで力を伸ばせたのだと思います。

●Sさん
国音では、自ら考え、学ぶ力が身についたと思います。自由な環境だからこそ生徒一人ひとりが自立していて、お互いの個性を認め合えるのが国音の大好きなところです。素敵な友人に出会えたことはもちろん、先生方には、授業で分からないところを放課後や空き時間に徹底的に教えて頂きました。また進路に関しても納得のいくまで何時間でも相談に乗って頂き、とても感謝しています。そうしたサポートのおかげで、塾などに通うことなく第一志望だった上智大学外国語学部英語学科に合格することができました。自由な環境、そして先生方との距離が近い国音だからこそ充実した高校生活と目標達成が可能でした。

●柳沼教諭
高校入学当初から、将来は大好きな英語を使って海外で活躍できる仕事に就きたい、という希望があるとの進路相談を受けていました。放課後や空き時間を用いて積極的に英語の学習に励み、その結果英検準1級に合格し、更に第一志望大学の合格も果たしました。これはどんな些細な問題でも一生懸命取り組み、努力した成果だと思っています。