国立音楽大学附属中学校
入試について
- 入試の各教科はどんな事に注意したらよいでしょうか?
-
《国語》
標準的な問題。小学校授業の延長線上の問題を出します。日頃から小学校の演習用ドリルなどをしっかりと やっておくとよいでしょう。漢字は小学校国語教科書の最後のページ(6年で習う漢字)をこまめに時間をかけて練習しましょう。日常生活の中で感動したり考えたりすることを大切にしておくとよいでしょう。《算数》
小学校の授業の延長線上の問題を出題します。塾に行かないとできない問題はありませんが、受験用の問題集を1冊解いておきましょう。 過去問題を解き、計算が6割ほど出題されますので、計算力をつけておきましょう。《視唱》
新曲視唱(その場で楽譜を初めて見て歌う)の試験です。少しの間、楽譜を読む時間が与えられ、試験は一人ずつ行います。普段から人前で歌えるように練習しておきましょう。《ピアノ》
選択する曲によって有利不利はありません。大切なことは力が存分に発揮出来るように自分の現状に見合った 曲を選ぶ事です。テンポは一定に、速くなりすぎない、コントラストをはっきりと、左右の音量のバランス (メロディーなのか、伴奏なのかをはっきり)、音の粒を揃えましょう。 またピアノで補助ペダル等必要な場合は事前にお申し出ください。こちらで用意いたします。《弦楽器》
自分で調弦できるように。※アジャスターをつけた楽器を用意する。レベルに応じた曲を選んでください。 ※アジャスター:微妙な音程調整行うために取り付ける器具《管楽器》
試験曲は任意の曲です。自分のレベルに応じた曲を選んでください。パート譜による曲は認められません。 曲になっているものを選んでください。伴奏はなしで、暗譜で演奏してください。《オルガン》
クラシック、ポピュラーどちらでもかまいません。入学後はクラシックが中心となります。正しい手の形をしているか、テンポが安定しているかなどを見ます。基本的なことをしっかりと練習しておいてください。
- 合否判定において学科と実技のどちらに比重があるのでしょうか?
- 学科と実技それぞれの結果を見て総合的に判断しています。どちらか片方が出来れば良いという事で判定はしていません。
学校生活全般について
- 附属小学校からの生徒と外部受験で入学した生徒とで問題なく生活していますか?
- 入学後1ヶ月もすると附属、外部の区別なく、仲良く学校生活を送れるようになっています。また行事があるたびに、その関係は深まっていきますので、心配する必要はありません。
- 男子は少ないと聞いていますが、1学年何人くらいいて、学校生活はどのように送っていますか?
-
学年によって7〜11名と人数は異なります。少ない人数の時でも、楽しく学校生活を送っています。また、他学年の男子とも親しくしており、高学年の生徒たちが下級生たちに優しくアドバイスをしている姿をよく見かけます。
生徒数(2024年度)
1年生 女子 男子 38名 9名 47名 2年生 女子 男子 35名 11名 46名 3年生 女子 男子 43名 11名 54名
- 制服はありますか?
- 指定の制服はありません。中学生らしい服装で登校しています。
- 学食はありますか?
- 学食はありませんが、お弁当やパンの販売はしています。多くの生徒がお弁当を持参しています。
音楽関係について
- レッスンはどのように行われていますか?
- 主楽器は50分のレッスンを、そのほか主楽器がピアノ以外の生徒は15分の副科ピアノのレッスンも行っています。レッスンは個人レッスンですが、音楽準備プログラムの声楽は少人数のグループレッスンを行っています。