国立音楽大学附属高等学校・音楽科
多くの発表の場を通して、実践的な経験を積める機会を設けています
年2回の定期実技試験や演奏会など多くの発表の場を通して、日頃の学習や練習の成果を一回の演奏に懸ける厳しさと歓びを体験します。
また、互いの演奏や作品を聴き批評しあうことは、この年代ならではの貴重な成長の機会となります。

年間音楽スケジュール
4月 April
- ピアノトライアル
5月 May
- 新入生歓迎演奏会
- 弦楽器トライアル
6月 June
7月 July
- 前期実技試験
- オーケストラ
ソリステンコンサート
9月 September
- 弦楽器トライアル
- ピアノトライアル
- 芸術祭
- 音楽理論 作品試演会
11月 November
- 公開レッスン
(ピアノ・声楽など) - 作曲専攻 作品試演会
- 声楽専攻 秋のコンサート
- 国立音楽大学推薦入学試験
- アンサンブルランチコンサート
- 芸術鑑賞(新国立劇場)
12月 December
- 声楽公開レッスン
- ピアノトライアル
- 出張コンサート(生徒会主催)
- くにたち音楽会(PTA主催)
1月 January
- 3年後期実技試験
- アンサンブルランチコンサート
2月 February
- 合唱祭
- オーケストラ定期演奏会
- 1、2年後期実技試験
(~3月上旬)
3月 March
新入生歓迎演奏会
実技試験等で選出された中学2,3年生、高校音楽科2,3年生がソロやアンサンブルを披露し、新入生を歓迎します。

作曲専攻 作品試演会
作曲専攻生徒の作品を演奏発表する機会を年2回設けています。前期は前年度学年末試験の提出作品を、後期は2年生の声楽作品を中心に演奏します。
ランチコンサート
2017年度よりスタートした、昼食を摂りながら鑑賞できる気軽なコンサートです。友人同士のアンサンブルでオーディションを受け、合格した組が昼休みに生徒ホールで演奏します。年3回開催を予定しています。

オーケストラ ソリステンコンサート、定期演奏会
音楽科の「合奏」の授業として、弦・管・打楽器専攻生徒(必修)と作曲専攻生徒(希望者)で編成される音高オーケストラは、附属中学校3年生の弦管打楽器生徒も参加しています。
「ソリステンコンサート」は弦管打楽器をソリストとした協奏曲を中心に、「定期演奏会」では交響曲や弦楽合奏、吹奏楽作品を演奏します。いろいろな規模・形態のアンサンブルを経験し、その成果を発表する場になっています。

音楽理論 作品試演会
夏休みに全員に作曲の宿題が課せられ、その中から選ばれた作品が演奏されます。1年生は3部形式、2年生はソナタ形式、3年生は自由な形式で作曲します。
招待演奏会
文教都市くにたちのシンボルとも言える兼松講堂(一橋大学)に、東京近郊の音楽高校を代表する生徒が集い、毎年秋に行う演奏会です。この演奏会は新進演奏家の登竜門として多くの音楽関係者に認知され、出演した「招待の卒業生」の皆さんは、すでに国内外で活躍の場を拡げています。
(※今年度は都合により開催致しません。)

声楽専攻 秋のコンサート
声楽を専攻する2年生全員が出演します。変声期を終えた直後の高校生の声はデリケートですがその分声の出方の変化も大きく、聴く側にとっては生徒の成長が実感でき、出演する生徒にとっても貴重な経験の場です。
出張コンサート、地域謝恩コンサート
「スクールライフ」のページで紹介しています。
くにたち音楽会
2024年で72回を数える本校で最も歴史ある演奏会です。中学校、高校全生徒全員(普通科は一部生徒)が出演する「合唱」、実技試験やオーディションで選ばれた生徒の演奏をじっくりと聴く「ソロ・アンサンブル」の2日間にわたって行われます。

合唱祭
指揮者、伴奏者を中心に生徒だけで曲目選びから練習、本番までを行い、クラスごとに発表し合います。印象的な演奏をしたクラスには「最優秀賞」「優秀賞」が与えられます。

卒業演奏会
1月の卒業試験で選出された生徒が出演します。高校3年間、あるいは中高6年間の集大成としての舞台では、大学入学前にして既に一人の演奏者として成長した生徒の姿が披露されます。

これらの他、海外の音楽学校との交流音楽会、レッスン教員によるコンサートなども行っています。