国立音楽大学附属高等学校・音楽科

ハイレベルな音楽理論・ソルフェージュ

音楽理論―各学年必須・グレード別 前期末・学期末にグレード入れ替えあり

1年次

伴奏付け、3部形式によるピアノ作品の作曲、固有和音を中心としたバス課題・転位音を含むソプラノ課題による和声等。

2年次

和声(転調、借用和音を含む)、楽曲分析、創作(ソナタ形式、インヴェンション)等。

3年次

和声(主題構成を持つバス課題等)、フーガ作品の楽曲分析、学習フーガの成作等。

選択授業

また、各学年で選択できる「演奏演習音楽理論」では精密な楽曲分析を行い、楽譜と演奏表現のより密接な関係を学びます。さらに3年次には選択科目として「音楽理論研究」が用意され、より高度な音楽理論の探求を行います(履修登録時に選抜試験あり)。

ソルフェージュ

全学年必修の「ソルフェージュ(グレード別)」の他、1年次必修の「基礎ソルフェージュ・応用ソルフェージ(いずれか)」、選択科目としての「ソルフェージュ上級(履修登録時に選抜試験)」があり、クレ読み、初見視唱(視奏)、移調、伴奏付け、弾き歌い、聴音、スコアリーディング等を総合的に行って、楽譜の「読み・書き・表現」を「速く、綺麗に、正確に」行う訓練を徹底的に行います。